こんにちは!さわ子です。
『腹を割って話すナイト〜あなたの犬(たらればさん)と「好き」を考える〜』に参加しました!
いやもう、メチャクチャ面白かったです。
さっそく内容をレポートしていきますね。前編は藤村忠寿さんパートです。
水曜どうでしょうD陣×たらればさん対談イベント概要
今回のイベントは、犬のアイコンでおなじみの編集者・たらればさんがインタビュアーとなり、『水曜どうでしょう』ディレクター陣の「生き方」や「考え方」を聞くというもの。
「自分の好きがわからない」
「やりたいことが見つからない」
そんな悩みを持つ人が、少し肩の荷を下ろしてホッとできる。
そんなイベントだったと思います。
【イベント概要】
日程:2019年5月26日(日)
出演者:嬉野雅道、藤村忠寿、たられば
会場:株式会社ピースオブケイク
内容:
・第一部 藤村忠寿氏×たられば氏の対談
・第二部 嬉野雅道氏×たられば氏の対談
・質問コーナー
私の参加動機は、「生のたらればさんにお会いしたい!」というもの。
仕事に悩んでいたとき、
「やれ、と言われたことだけやるリスク」は誰も教えてくれない。たられば特別寄稿
を読んだんですね。
優しい文章に惹かれ、そこからずっとTwitterでフォローさせていただいています。
左から、藤村さん、たらればさん、嬉野さん。
『水曜どうでしょう』は知っていますが、すみません、未視聴です。
なので、開口一番から水どうネタが始まったとき(当たり前)、「しまったな…」と冷や汗をかきました。
いや、見とけばよかったほんと。
結果として、未視聴でも十分楽しかったんですが、視聴してたら十二分楽しかったと思います。
以下、レポートです。
各対談において、印象的だった言葉をもとにまとめました。
第一部 藤村忠寿氏×たられば氏の対談
たらればさんは、まさにゴールデンレトリバーの優しい雰囲気を纏う紳士。
藤村さんは、なんと申しますか。
太陽エネルギーを人にしたような、とてもパワフルな方ですね。
たらればさんの差し入れだというお酒をキメながら、トーク開始です。
面白さがわからない人には説明しなくていい。
えっ いきなりそれ!?
どうやら、クワンカ(クエンカ)に行きたいたらればさんが、どう奥様を説得するのか悩んでいるとのこと。
イチャイチャ。
これ、お笑いやギャグ漫画について、「このギャグは何がどう面白いのか」を他人に説明するのがいかに虚しいかを知っている人は共感できそうだなと思いました。
この面白さがわからないなんて、おまえ、力足らずだな!って思うけど。
無理に好きになってもらおう、理解してもらおうという気はさらさらなさそうな藤村さん。
最終的には、
四コマみたいなオチ方をしていた。
「自分で考えろ」って言うよ。考えないで進めても面白くないでしょ。
藤村さんは、番組を作るとき「あれしろ、これしろ」と指示するのではなく、スタッフに考えさせるそうです。
考えないで発注するのはおかしい。
アッ、耳が痛い。
「自分で考える」って正直しんどいですよ。
誰かの「指示」や「正解」に従うほうが、はるかに楽です。
でも、能動的に生きようとしたら「自分で考える・考え続ける」のは必須なわけで。
それに、良い上司から「自分で考えてみろ」と言われたら、それは『信頼の証』ともいえます。
「おまえのセンスで判断していい」って任されてるわけですから。
尊敬する人に言われたら、「がんばろう!」とやる気が出るかもしれませんね!
あっ、ハイ。
失敗すればいいと思ってる。そのほうが価値が上がる。
ビリだったとしても、よくやったと褒められる。
この例えはわかりやすかった。
大泉洋さんに対しても「失敗すりゃいいのに。っていうか失敗しろ」と常に思っているという藤村さんは、いやはやワルい顔でした。
「好きなこと」がなくても別にいいのでは?
「好きなことがない」ことで悩む人へ向けた、藤村さんのアンサー。
「食欲・性欲・睡眠欲だけで十分」とも。
藤村さんがテレビ会社に入ったのは、給料が一番高かったから。
いろいろなことをやるのも、ボーッとすることができないから。
周りから好きなことを好きにやっているように見えても、本人はそう思ってないと。
おーい、「やりたいことがわからない…」って悩んでた過去の自分!
別にそれで問題ないみたいだぞ!
「好きなこと」にこだわらなくても、楽しみながら活動してる人はいるぞ!
まあ、SNSでこれだけ「充実してる自分アピール」やら「私は成功者だ!」みたいのが溢れていると、どうしても劣等感を感じちゃいますけどね。人間だもの。
どうしてもやりたいことを見つけたいときは、まず自分の手が届く範囲でいいんじゃないかな。
「福岡の参星で『並みじゃないネギタン』食べたい」だって、立派にやりたいことじゃないですか?私の話ですけど。
全てのタン好きに伝えたい。
福岡の天神にある【参星】では
超極厚な黒毛和牛にネギを豪快に
挟み込んだ「並みじゃないネギタン」1480円
が食べられる。
タンの中でもサシが強く柔らかい
タン元を使用しており、口の中に
入れるとたちまちとろける pic.twitter.com/aXaIQrhPUL— 美味しすぎるご飯 (@A5HFWj39QoUdsZb) May 20, 2019
「◯◯がやりたい」と思った理由を忘れない。
人間はだんだん周りに染まっていき、初心を思い出せなくなる。
そうなると、いい歳して異動したとき「右も左もわからない新人です!」などと言う人間になってしまう。
また、いざ希望部署に配属されても、自分がやりたかったことがわからなくなる。
怖い話だなー。
これ、前に出てきた「自分で考えろ、考え続けろ」っていう話にも繋がりますね。
「なぜやりたいと思ったのか」を忘れない。
自分への戒めとして、再度ここに書いておきます。
「他人を幸せにしたい」なんて思わないほうがいい。
「お客さんが楽しければいいんです」というのは、嘘をついている気がしてしまう。
スパッときたな、と思いました。
でもこれ、最近考えていたことだったので、印象深かったです。
自分が幸せを感じないのに、自分を削りながら「他者のために」って言うのは違うのではないか?
むしろそれは、「自分が苦しんでいるのは他者のせいだ」と言っているのと同じでは?
ってことを考えていたので。
自分が楽しくて、お客さんが楽しいのがベストでしょ?
いやまったく、そのとおりです。
このほかにも、水どうの舞台裏や、大泉洋さんの話などで盛り上がりながら、第一部は終了しました。
第二部では、嬉野雅道さんが登場します。
↓レポート後編「嬉野雅道さん×たらればさんパート」はこちら。
